【wordpress】特定のカテゴリの場合に、条件分岐して投稿記事の内容を変更する

wordpressで特定のカテゴリの場合に、記事のスタイルを変更する トップ画像 wordpress

wordpressを使用していると、特定の記事だけに対して、スタイルや内容を変更したい場面が出てきます。

まずは、スタイルや内容を変更したいカテゴリのカテゴリ🆔を確認します。カテゴリ名のスラッグを頭にしたsingle.phpファイルを作成して、サーバー上にアップロード し、single.phpに条件分岐をすることで実現することが出来ます。

カテゴリ🆔を確認する

カテゴリ🆔の確認は、wordpressの管理画面の投稿 > カテゴリーから一覧を確認することが出来ます。今回はipadからの操作になりますので、確認方法は、作成したカテゴリを長押しした時に表示される上部のアドレスの部分に含まれています。

※デスクトップ上からの操作の場合は、カーソルを合わせると該当のリンクが表示されます。

https://〇〇.com/wordpress/wp-admin/term.php?taxonomy=category&tag_ID=8&post_type=post&wp_http_referer=%2Fwordpress%2Fwp-admin%2Fedit-tags.php%3Ftaxonomy%3Dcategory

こちらは「wordpress」のカテゴリのリンクで、この中の「category&tag_ID=8」の部分がI Dの番号となります。

こちらの番号を控えておき、後ほどsingle.phpで条件分岐する場合に使用します。

サーバーに接続し、single.phpにアクセスする

single.phpを複製し、「カテゴリ名(スラッグ)+single.php」と名称を付く、新規でファイルを作成します。元のsingle.phpはそのまま使うので残しておきます。又single.phpでは分岐の内容を追記していきますので、デフォルトのsingle.phpを新たに作成します。single.phpを複製して、default-single.phpとしてください。最終的に分岐の最後で、特定のカテゴリに該当しなかった場合は、全てこちらのdefault.phpを参照するように条件分岐をしていきます。

要点

・single.phpを複製し、default-single.phpを作成

※複製したdefault-single.phpは元の内容をいじらないようにする

・single.phpを複製し、「カテゴリ名(スラッグ)+single.php」を作成

・single.phpの内容に条件分岐を追記する

【実際のコード】single.phpに、分岐のコードを追加する

single.phpに以下の内容を上書きします。

※既存のsingle.phpの内容を全て上書きします。下にコードはcategory&tag_ID=8のスラッグが「wordpress」と仮定してご説明します。


<?php
$post = $wp_query->post;
if ( in_category('8') ) {
include(TEMPLATEPATH.'/single-wordpress.php');
} 
else if ( in_category('5') ) {
include(TEMPLATEPATH.'/single-test.php');
}
else {
include(TEMPLATEPATH.'/single-default.php');
}
?>

上記条件分岐を行うことで、各カテゴリの属する投稿記事のスタイルやデザインを変更することが出来ます。

まとめ

特定のページだけにスタイルを変更したい場面は、wordpressを利用していると様々な場面で必要性を感じることかと思います。更にcssのようなデザインに特化した言語を取得していると、こうした場面で柔軟に対応することが可能ですので、併せて学習することをおすすめします。wordpressは非常に使い勝手の良い仕組みで、スタイルの変更も管理画面から行うことが出来ますが、ページごとにデザインや内容を変更するためには、phpなどの知識も必要になります。是非、wordpress利便性を存分に活かし、ビジネスや趣味に役立てて頂けますと幸いでございます。

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